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-構造的ストレスを減らす【うつ克服ポイント2】-【第4章 対策編】「これを知らないとうつは悪化する」

構造的ストレスを減らす【うつ克服ポイント2】

前の「精神的ストレスを減らす【うつ克服ポイント1】のページ」では、うつ克服4つのポイントの1つ目である「精神的ストレスを減らす方法」についてお伝えしていきました。


ここでは構造的ストレス(つまり体のゆがみ)の詳しいことと、それを減らすためのポイントをお伝えします。


たくさんあるのですが、ここではわかりやすく重要な3点



に絞ってお話ししていきます。


筋肉の緊張と体のゆがみ

うつ克服のポイントの2つ目として、まずは「筋肉の緊張と体のゆがみ」についてお話していきます。


この筋肉の緊張と体のゆがみと姿勢は表裏一体です。


筋肉に緊張があれば必ず体のゆがみもあり、姿勢も悪いです。


また、体にゆがみがあれば姿勢も悪く筋肉も緊張します。


そして姿勢が悪ければ、体のゆがみもあり筋肉も緊張します。


先ほど感情を抑圧するのに筋肉を緊張させるとお伝えしましたが、感情の抑圧がなくても体のゆがみがあれば上記のように筋肉は緊張します。


この状態ですと、既に筋肉が緊張していますので感情を抑圧する限界があっという間にきてしまいます。


ですから、疲れている時はイライラしたり怒りっぽくなったり、あるいは悲しくなり泣けてきたりするのです。


これは、筋肉が緊張しすぎていて既に疲れているため、感情を抑圧できる状態にないのです。


これが慢性的に起こっていれば、体の異常で心や性格に問題が起こるようになるのです。


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疲れている時にイライラしたりしませんか?



つまり、体のゆがみを治すことで感情を抑える余裕が筋肉にできるので、イライラしたり、悲しくなったりすることは減っていきます。


また、ゆがみのない体は筋肉の緊張もないので血液・リンパ液・脳脊髄液(のうせきずいえき)の循環も正しく行われます。※脳脊髄液については後述しています。


そのため、体の中で感情を解消する力も正常に働きます。


すると嫌なことがあってもそれほどストレスとは感じなくなるのですね。


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筋肉をゆるめれば、心に余裕ができます。



姿勢

一般にいわれることですが、姿勢が悪くなるだけでうつになったり、ネガティブ思考になったりします。


逆に姿勢を治すだけでうつやネガティブ思考が改善したりすることはよくあることです。


このように姿勢は心に大きな影響を与えるので日頃から気を付けたいところですね。


しかし、姿勢について大きな勘違いをしている方が多いです。


背中がピンとまっすぐになっている姿勢が良い姿勢と思っている方が多いですが、これは大きな勘違いです。


これでは背中の筋肉が緊張してしまい脳も緊張してしまいます。


本当に姿勢がよいという状態は、筋肉が不自然に緊張しない姿勢のことをいいます。


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実はどちらも悪い姿勢



「本当に良い姿勢」をすることで自然と自律神経が整い、心も前向きになり症状さえも改善することも多いのです。


うつ克服には呼吸もとても重要なのですが、姿勢が整わないと呼吸も整うことはありません。


人間の体は悪くなると、自分の力だけではなく他の力を借りなければ治らないことがよくあります。


例えば、骨折した場合はギブスの力を借りなければ治りませんし、重症の病気は薬や手術の力を借りなければ治りません。


姿勢もこれと同じで、悪すぎる姿勢は整体など自分以外の力が必要となるときがあります。


脳脊髄液の流れの低下

先ほど「筋肉の緊張と体のゆがみ」で出てきました脳脊髄液(のうせきずいえき)ですが、ここで詳しくお伝えいたします。


筋肉が緊張することにより血液やリンパ液の流れが悪くなってしまうというのはよく耳にすると思います。


しかし重要であるのにもかかわらず、この脳脊髄液のことはほとんど聞くことはないと思います。


そして脳脊髄液についての知識は、うつ克服には必要不可欠なのです。


脳は頭蓋骨の中にあるのですが、実はその中は脳脊髄液で満たされており、脳はその中に沈んでいると思って下さい。


そのため、脳の働きは脳脊髄液の状態に左右されるのです。


我々は寒かったら上着を着て、暑かったら上着を脱ぐというように、我々はいつも外部の環境に左右されるのです。


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脳の働きは脳脊髄液の状態に左右されます。



それは脳も同じです。例えば、脳脊髄液が少なくなったり多くなったり、あるいは濁ったりすると脳は機能が低下します。


脳脊髄液は通常、病的なほどの異常があれば病院での検査に異常が出るので分かりますが、うつや自律神経失調症のほとんどは脳脊髄液の検査で異常が出るということはありません。


しかし我々の経験ですと、うつや自律神経失調症の方は脳脊髄液に大きな異常がないというだけで、微細な異常はあるのがほとんどです。


ところが、病院の検査ではこの微細な異常は分かりません。


そのため症状があり苦しんでいるのに病院では「検査に異常はないですね」といわれて不安になってしまうことも多いのです。


原因は頭蓋骨

これら脳脊髄液に微細な異常を起こす原因は頭蓋骨にあります。


実は頭蓋骨は微細な動きをしています。動くことで脳脊髄液を循環させているのです。


頭蓋骨がゆがむと、この微細な動きができないので脳脊髄液の循環が行われません。


すると、脳が機能低下をおこします。これもうつや自律神経失調症の原因になります。


ご自分で行える対策は、首の後ろと頭の境目を伸ばすようにストレッチをして下さい。


脳脊髄液の流れを止めるのは頭蓋骨のゆがみだけではなく、首と頭蓋骨の境目の筋肉の緊張もあります。


頭蓋骨はご自分では治せませんが、首と頭蓋骨の境目の筋肉の緊張はある程度自分で改善させることができます。


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首の後ろと頭の境目を伸ばすストレッチ



背中と首の下の方はまっすぐに伸ばしたまま、あごを引き頭蓋骨だけで下を向くようにします。


約30秒間大きく呼吸をしながら行って下さい。


また、肘を伸ばしたまま腕を左右交互にゆっくりと上下させることで脳脊髄液の流れが改善します。


これで症状が改善しなければ専門家にみてもらう必要があります。


当院では、頭蓋骨の矯正をし、首と頭の境目の筋肉の緊張を緩め、脳脊髄液の流れを改善させています。


また、内臓調整法呼吸改善筋肉調整などを使い構造的ストレスを取ることで、うつや自律神経失調症の症状を改善させています。


以上、うつ克服4つのポイントの1つである「構造的ストレスを減らす方法」についてお伝えしました。


次のページでは「化学的ストレスを減らす」ことについてお伝えしていきます。


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