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日本自律神経研究会 鈴木直人代表に聞く! (女性セブン 2013年6月)

(女性セブン 2013年6月)

うつ・自律神経失調症の原因は何ですか?

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取材 本院 鈴木院長が取材されました!

女性セブン 2013年6月


 一言でいえば、「ストレス」ですが、「ストレス」は精神的なものだけではありません。


 「ストレス」は精神的なものを含め、大きく4つに分類されます。
この「ストレス」を確実に減らしていくためには、どのような「ストレス」が、どれくらいあるのかを把握し、総合的にアプローチしなければ、うつや自律神経失調症を克服することは難しいと言えます。


4つの「ストレス」について教えて下さい

 一つ目は人間関係などの『精神的ストレス』、二つ目は頭蓋骨や内臓のゆがみが脳に影響を及ぼす『構造的ストレス』、三つめは栄養の過不足や化学物質などの『化学的ストレス』、四つ目は温度変化による『温度・湿度のストレス』です。
仮にこの4つのストレスが10に達すると症状が出るとします。


 現在構造的ストレスが4、化学的ストレスが3、温度と湿度のストレスが2、溜まっている人がいます。
ここで、精神的ストレスが1加われば10に達し、発症する可能性が高くなります。


 この場合、構造的ストレスや化学的ストレスを除くことを優先することが重要となります。


なぜ、「ストレス」が多いとうつ・自律神経失調症になるのですか?

 自律神経には、恐怖・怒り・不安などを感じた時に働く交感神経と、寝ている時やリラックスしている時によく働く副交感神経があります。

 「ストレス」がかかると【生命の危機】というサインが送られ、交感神経が過剰に働くようになり、副交感神経が働かなくなります。
副交感神経は体を治す神経ですので、働かなければ体はどんどん疲れ症状も治りにくくなります。


 この状態が習慣化すると自律神経失調症となり、この自律神経失調症がさらに悪化し、交感神経や副交感神経の両方の働きが悪くなった状態がうつです。


『自律神経研究会』発足の経緯は?

 私自身が自律神経失調症からうつになりました。
病院では薬を出されるだけでしたので、整体・カイロプラクティック・オステオパシー・気功・心理療法などを改良・融合し、自律神経の乱れを整える施術法を作り上げ、自分自身の手でうつ克服に成功しました。
現在、14年経ちますが再発しておりません。


 新幹線や飛行機に乗って来院する患者さんを見ていて、近所にうちのような整体院などがあればいいのにと思い、団体を立ち上げ私の施術法などを全国各地の先生に教え始めました。


 当会のうつや自律神経失調症に対する6か月以上の所定教育を卒業した施術者を入会条件とし、年2回のレベルアップ勉強会も開催。
優良施術院に対しては認定制度も実施し、施術院の意識改革と技術向上に向けて日々研鑽しています。


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