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温度と湿度のストレスを減らす【うつ克服ポイント4】
更新日:2019.09.22
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
前のページでは「化学的ストレスを減らす」ことについてお話しました。
ここでは、うつ克服ポイントの4つ目である「温度と湿度のストレスを減らす」ことについてお話していきます。
温度と湿度のストレスとは
寒さや暑さ、湿度、気圧などもストレスになります。
人は不快な温度や湿度でいることでエネルギーが無駄に消耗されます。
そのため、暑い時も寒い時も快適な温度や湿度にすることがうつの克服につながります。
快適に過ごしていますか?
夏の冷房は健康に悪いといわれがちですが、暑いのを我慢する方がエネルギーは消耗します。
そのため、冷やしすぎはよくありませんが快適な温度でお過ごしください。
もちろん、冷えはよくありません。
特に首や手足、お腹の冷えはご注意ください。
そこは副交感神経が働くと温まるところです。
温度と湿度のストレス対策
首や手足、お腹が冷えているということは、副交感神経が働きにくくなりうつや自律神経失調症が治りにくくなります。
そのため、首、手足、お腹は意識的に温める必要があります。
また、体全体が冷える場合は、温める必要があります。
しかし、お風呂などに長く入りすぎるとそれはそれでエネルギーが消耗するので、あまり長湯はしないようにしてください。
お湯の温度は41度以下、できれば38~9度程がいいでしょう。熱すぎるお湯もエネルギーが消耗してしまいます。
長湯は禁物
気圧の変化はお天気次第ですので自分で調整はできませんが、雨が降るような気圧の低い時はゆっくりとすることを心がけて下さい。気圧が低いということは空気中の酸素量が少ないことを意味します。酸素は体のエネルギー源になるものですので、酸素が少ない時はエネルギーも少ないためゆっくりと過ごしてください。
また、晴れている日は元気になったような気がしてしまい動きすぎる場合があります。
すると後からどっと疲れが出てしまいますので適度に動くことに気を付ける必要があります。
そして、気温の変化が激しい時などは無理に外出しないようにするのも一つの手段です。
無理な外出を控えるのも1つの手段といえます。
基本は快適な温度と湿度を心がけて下さい。
以上、「うつを克服する」ために具体的にどんなことをしていけばよいのかを、4つのポイントにわけてお伝えしていきました。
次でいよいよ最後となりますがこの後のページで、これまでにお伝えしてきた「うつを克服する4つのポイント」を更にわかりやすくまとめています。
情報をよく整理して、改善の原動力となっていただければと思います。
【第1章】なぜ、あなたの「うつ」は治らないのか
【第2章】知られざる真実