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-うつに至るまでの段階-【第3章】「これを知らないとうつは悪化する」

うつに至るまでの段階

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  • * ストレスには4つの種類があること

  • * なぜストレスがあると自律神経が乱れうつになるのか


ということが分かるためには、
自律神経の基礎知識「自律神経の乱れ」と「自律神経のストレス反応」のことを知る必要がありましたので、それぞれをお伝えしてきました。


そして、このページでは「うつに至るまでの段階」をお伝えいたします。


うつの段階を知るとは?

うつに至るまでの段階を知ることで現在、自分がどの段階にいるのか。

また、うつが治った後に日々の生活や仕事でストレスが多くなってきたときに、自分は今どの程度うつに近づいているのかがよく分かるようになります。


そのため、うつにならないようにすぐに対応できるようにもなります。


すると、ストレスが酷い状況になってもうつが再発する可能性は限りなく低くなるのです。


うつの前段階が自律神経失調症ということは既にお伝えしましたが、その流れを分かりやすい図で表してみました。


どのような段階を経て、うつになるのかをご確認ください。


*


自律神経失調症は、交感神経が過剰に働いているため、疲れていて症状も出ていますが「がんばればできる」といった状態です。


しかし、それは長くは続きません。


副交感神経が働けず回復ができませんので、いつしかエネルギーが尽きてしまいます。

そして、エネルギーが尽きた時がうつです。


うつは「うつ状態」と「うつ病」に分かれます。


「うつ状態」は一時的なうつです。

やる気を振り絞って何とかやっているという感じです。


そしてうつ状態から悪化して「もうがんばる気も起こらない、もう何もする気が起こらない」という状態が2週間以上続けば「うつ病」です。


うつは、非常にがんばったためにエネルギーが不足することですから、異常に疲労感を感じてやる気が起きなくなるのは当たり前のことなのですね。


*
がんばりすぎるのも注意が必要なんですね。



自律神経失調症とうつ病の具体的な症状

では、自律神経失調症とうつ病の具体的な症状を見てみましょう。


自律神経失調症の時は主にに症状が出ます。


不眠症、めまい、耳鳴り、頭痛、食欲不振、動悸、息苦しさ、胃腸障害、疲れが取れない、体が硬くなる、などがこれに当たります。


一方、うつ病になるとこの体の症状に加えて心に症状が現れます。


やる気が起こらない、喜べない、笑えない、不安になる、集中力や思考力や記憶力がなくなる、死にたくなる、大事なことでもどうでもよくなる、といった症状がこれに当たります。


人間の体はエネルギーがなければ働けません。


自律神経失調症の時には交感神経が過剰に働くためにエネルギーを非常に使います。

そして、エネルギーを使い切ってしまいうつになります。


すると、エネルギーがないので交感神経も副交感神経も働けなくなります。


つまり、うつ病になると交感神経が働けないので働くことも遊ぶこともできなくなり、副交感神経も働けないので眠ることも満足にできないのです。


*
なにもできなくてただただつらい状態...



うつを克服するには?

うつを克服するには、まずエネルギーを溜めることから始めなければなりません。

また、うつが治ってからもエネルギーがなくなるまで使わないことが重要です。


エネルギーを使い切ってしまう原因は先ほど説明した4つのストレスにあります。


ストレスを受けると、我々の意図とは別に自律神経が「ストレス=生命の危機」と判断します。


するとストレスに抵抗するために交感神経を過剰に働かせます。

そのため、エネルギーをたくさん使ってしまうのです。


これは自律神経の乱れなので、不眠症・めまい・頭痛・食欲不振・動悸・息苦しさ・胃腸障害など、自律神経失調症の症状が出ます。


これが目安です。


先ほどお伝えした通り、自律神経の乱れはうつの入口ですから、
自律神経失調症の症状を認識したら、がんばらずに意識的に休養をとったり睡眠時間を増やしたり、


仕事や家事から離れリラックスする時間をとったりして、副交感神経が働ける環境を作ることが必要です。


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落ち着く環境を作ってリラックス



これがうつにならない一番の対策になります。


また、現在うつで困っている方は、まずはエネルギーの補充という意味で、無理に働いたり動いたりしないことが重要になります。


しかし、体の中の動きはうつを回復させるためにとても重要です。


そのため、後ほどお伝えいたしますが、整体やマッサージなど自分以外の力で体の中(血流・リンパ液・脳脊髄液など)を動かしてもらうこともお勧めいたします。


では、うつに至るまでの段階が理解できたところで


つぎは「うつが悪化する仕組み」について学んでいきましょう。



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