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うつと自律神経失調症と心身症の違い

うつと自律神経失調症と心身症の違い

うつや自律神経失調症を改善させるには、交感神経や副交感神経といった自律神経の働きを高める必要があるため、自律神経の鍛える方法を知る必要があります。


多くの方がわかりづらい、うつと自律神経失調症と心身症の違い

たまに、患者さんに、


  • 自律神経失調症
  • うつ
  • 心身症

の違いはなんですか?と聞かれます。
多くの方にはわかりづらいことなので、今回はこのことについてお話ししていきます。


うつと自律神経失調症と心身症の症状的な違い

まずは、分かりやすく切り分けをいたしましょう。


心身症とは自律神経失調症の一部と考えてよいでしょう。
本来、心理的な問題で身体に症状が出ていることを心身症といいますが、これは心理的な問題で自律神経が乱れていることで体に症状が出ているということなので、自律神経失調症と同じだと考えてもいいでしょう。


では、うつと自律神経失調症の違いはなんでしょうか。


うつと自律神経失調症の症状的な違いと順序

まず覚えておいてほしいことは、通常は「突然うつになることはない」ということです。
必ず先に自律神経失調症になってから、それが悪化することでうつになります。


自律神経失調症の症状とは

自律神経失調症とは、下記のような症状が「体」に出ることを言います。


  • 不眠
  • 頭痛
  • めまい
  • 顎関節症
  • 味覚障害
  • 動悸
  • 呼吸が苦しい
  • 飲み込みづらい
  • 逆流性食道炎
  • 食欲不振
  • 膨満感
  • 腹痛
  • 便秘や下痢
  • 高血圧
  • 低血圧
  • 低血糖
  • 手足に力が入りにくい
  • むずむず病
  • 手足の多汗
  • 治りにくい肩こりや腰痛など体の各部の痛み
  • 痙攣(ジストニア)

うつの症状とは

そしてうつとは、上記の体の症状にプラスして症状が「心」にも出ることを言います。


  • 全くやる気が起こらない
  • 何に対しても興味がわかない
  • 持続的な不安感
  • 将来に対しての悲観
  • 過剰な罪責感
  • 自虐的な思考
  • 生きていてもしょうがないと思い繰り返し死にたいと思う
  • 過剰なネガティブな思考

うつになる順番とは

そして下記のような順序でうつになります。


  1. 健康
  2. 自律神経失調症(体の症状)
  3. うつ(体の症状+心の症状)

つまり、うつになる時は必ず自律神経失調症(体の症状)を通ることになります。
逆に言うと、自律神経失調症になり、体に症状が出ているうちにきちんと対処していれば、うつにはならないのです。


このようなことから、当院では主に自律神経失調症の特徴である「体」の症状に対して施術を行うことで、自然と心の症状が緩和して、うつを改善させていくということを行っています。
体が元気になれば、自然と心も元気になれるのです。


うつと自律神経失調症の自律神経的な違い

うつと自律神経失調症の症状的な違いと順序はお分かりになったと思います。
では次に、うつと自律神経失調症は自律神経的にどのように違うのかをお伝えいたします。


健康な人と自律神経失調症の人の違い

自律神経失調症ではストレスがあるため、自律神経の一種であり、脳や体を活動的にするための交感神経が過剰に働き、病気やけがを治したり、疲れを回復させたりするための副交感神経はあまり働いていません。
そのため、交感神経が過剰にエネルギーを使ってしまい、心身ともに疲労させてしまいます。


また、副交感神経は病気やけがを治したり、疲れを回復させたりしていますので、副交感神経が働けない状態が続くということは、上記の様な体の症状が出てきてしまうということなのです。


自律神経失調症の人の交感神経と副交感神経の働き


健康な人とうつの人の違い

一方、うつではエネルギー不足のため、交感神経も副交感神経も両方とも働けない状態です。
元気な方が交感神経も副交感神経も10働くとすると、うつの方は交感神経も副交感神経も1ぐらいしか働けないのです。


自律神経失調症の人の交感神経と副交感神経の働き


そのため、交感神経の働きである脳や体を活動的にすることや、副交感神経の働きであるリラックスしたり眠ったり、体の疲労を回復させることが両方ともできなくなっている状態なのです。
そのため、うつは活動的にもなれないし、リラックスして休むことも出来ないのです。
ですから、うつや自律神経失調症は自律神経の働きを整えることが必要なのです。

これらをまとめると、以下の表のようになります。


交感神経

副交感神経

自律神経失調症
心身症

過剰に働く

働かない

うつ

働かない

働かない


うつと自律神経失調症の違いは、自律神経の働き方だった

これでうつ・自律神経失調(心身症)の違いが、交感神経と副交感神経の働き方の違いだということをご理解いただけたと思います。
この交感神経と副交感神経の働きの異常が、うつ・不眠・めまい・耳鳴り・息苦しさといった、様々な症状を作っているのです。


うつや自律神経失調症の対策はうつ克服の4つのポイントでお伝えしていますが、専門家の手を借りれば、あなたの心や体に合ったアドバイスや施術で、より早くその症状を改善させることができます。
うつ・自律神経失調症でお困りの際は、うつ・自律神経失調症の整体専門家集団 健療院グループまでお気軽にご相談ください。



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