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発達障害やADHDと、うつ・自律神経失調症|うつ病・自律神経失調症の整体専門家集団 「健療院グループ」

発達障害やADHDの方は何故うつや自律神経失調症になりやすいのか?

 発達障害やADHDの方がうつや自律神経失調症になるケースも増えております。
ここではその原因や対策をお伝えしていきます。

発達障害とADHDの特徴

 ここでいう発達障害とは主にアスペルガー症候群やその傾向がある方をさしております。
自閉症やレット症候群は便宜上含めておりません。 このアスペルガーとは、他人とうまくコミュニケーションが取れなかったり興味や関心、そして行動の幅がすごく狭かったりする傾向があります。


 例えば算数はすごく得意なのに国語はダメ、パソコンのことは異常に詳しいが社会常識を知らなさすぎるといった感じです。 また、同じ行動を反復して行う傾向があります。これは強迫的行動につながることもあり「やらないと気がすまない」という気持ちになるなど、一つのことに集中(執着)しすぎる傾向があります。


 そしてアスペルガー傾向のある方は、人に関わることよりも物に関わることに興味を示しますので、人の表情や場の空気を読むことが苦手です。逆にメカニズムやシステム・構造といったことの情報を読み取るのは得意な傾向があります。 また、発達障害などアスペルガー傾向の方は体を動かすのが不得意な方も少なくありません。


 ADHDは注意欠陥・多動性障害といわれ、仕事・家事・勉強など一つのことに集中することが難しく注意があちこちにそれてしまう傾向になります。 ズボンのファスナーを閉め忘れたり、物をどこに置いたか忘れたり、鍵を閉め忘れたりなど、いわゆる「おっちょこちょい」的な傾向もあります。


 また、思い立ったらすぐに行動してしまうため、衝動的な面があり周りの人がびっくりしていまう傾向があります。


 例えば、いきなり引っ越してしまったり、自分でやりたいと思ってついた職業なのに「あっちの方がやりたいことかも」と思ってすぐに職を変えてしまったり、算数の勉強をしていたら国語が気になり算数の勉強が途中なのに国語の勉強をしてしまったりといった感じです。


 ルールや規則、周りの雰囲気よりも自分のやりたいことへの気持ちが非常に強い傾向があるのです。また、ADHDの傾向のある方は、子供のころから行動力があるため運動神経は良かったりします。 アスペルガーとADHDの両方に当てはまる方も少なくありません。

アスペルガーやADHDの方にうつが多い原因

アスペルガーやADHDの方がうつになりやすい原因としては以下の2点になります。


  1. 周りの方の理解不足により精神的ストレスが増える

  2. 体の感覚に鈍感、あるいは敏感すぎること


ではそれぞれを説明していきましょう。

周りの方の理解不足により精神的ストレスが増える

 日本の社会ではまだまだ周りと違う人に対して否定的に見る傾向があります。そのため、アスペルガーやADHDの方は親や周りから否定的にあつかわれてしまい、精神的に不安定な状態で育ちます。また、それと同時に傷つきやすくもなります。


 昨今は心の時代と言われるぐらい多くの方が心の交流を望んでしますが、アスペルガーやADHDの方は心の交流が苦手な傾向にあります。何気ない一言や行動で人を傷つけてしまうこともあり、子供の頃に周りから否定的にあつかわれてしまうこともしばしばあります。


 このような状態で育つと、大人になった時のストレス耐性(ストレスに抵抗する力)が非常に低くなり、うつや自律神経失調症になりやすくなってしますのです。 本当は高い能力を発揮できる領域があるにもかかわらず、それさえも周りに認めてもらえず「自分はダメな人間だ」と自分を否定的に考えてしまう癖がついてしまい、「どうせ失敗する」「私は何をやってもダメ」と思うようになる自己否定感が身に付いてしまいます。


 自己否定は精神的ストレスの大きな要素ですので、何も問題のない生活をしていても常に精神的ストレスを抱えて生きるようになります。 これではうつや自律神経失調症になってもおかしくありません。

体の感覚に鈍感、あるいは敏感すぎること

 体の感覚については発達障害の全般でいえますがアスペルガーは感覚が鈍い傾向があります。本来痛くていいはずなのに痛みが感じにくかったり寒くても寒いと感じにくかったりする傾向にあります。うつや自律神経失調症に限らず、色々な病気は何らかしらの体の兆候がありますが、アスペルガーの方は気付きにくい傾向があり、対策が取れないまま症状が悪化し初めて気づきます


 逆にADHDは感覚が敏感な傾向があります。周りから見ると大げさな感じで痛がったり、かゆかったりムズムズした感じがあります。 色々と敏感に感じるので、感じること自体がストレスになります。すると、ストレス耐性の力をたくさん使ってしまい、結果的にストレス耐性が弱まってしまいます。 うつや自律神経失調症は心だけではなくて体がおかしくて患うことも多いので、体の感覚の異常はうつや自律神経失調症になりやすくなるのです。

アスペルガー・ADHDの症状と愛着。そして整体との関連性

 このように、アスペルガーもADHDも元々うつや自律神経失調症を患いやすい傾向なのですが、実はこの傾向は弱めることができます。それには「愛着」をきっちりと形成することが重要です。

うつや自律神経失調症にならないための「愛着」とは

 愛着とは特別な人との情緒的な結びつきのことをいいます。 特別な人とは多くの場合養育者であり、養育者とは通常、母親が多いですが父親や祖父母、または育ての親も当てはまります。(大人になると養育者から配偶者に少しずつ移行することも。)


 子供は無力な状態で生まれてきます。そのため色々な能力が身に付くまで保護されて育ちます。子供は自分を育て保護してくれているものに愛着を感じるようになります。 この愛着は安心感の素となり、副交感神経の働きを高めてくれます


 しかし、胎児の時から児童に至るまでにあまり養育者にかまってもらえなかったり、自分の要求(ミルクやダッコ、オムツを変えるなど)に適切なタイミングや適度にかなえてもらえなかったりした場合は愛着が形成しづらくなります。愛着の形成が不完全ですと副交感神経が働きにくくなり、アスペルガーやADHDの方でなくてもうつや自律神経失調症になりやすくなります


 実はこの愛着は、多くの場合アスペルガーやADHDの風変りの行動の傾向を弱めることができます。 つまり、アスペルガー傾向の方が人の気持ちに目が向いたり、ADHD傾向の方が落ち着いて物事にあたれたりするには、愛着が必要となるのです。


 風変りな行動が弱まると周りの人からも否定的に捉えられなくなります。するとより多くの方から認められるようになり、自己否定感が低くなり自己肯定感が芽生えるようになってきます。


 アスペルガーやADHD傾向の方は「よき理解者」が近くにおり、周りが温かく見守ることで才能を発揮し、人の役に立ったり世の中を変えたりするようなことをされた方も多いです。 有名な方では、アインシュタイン、ファーブル、エジソン、最近ではビルゲイツ、スティーブジョブス、トムクルーズ、スティーブンスピルバーグ、日本人では山下清さんや黒柳徹子さんなどが発達障害、アスペルガー、ADHDと言われております。


 この愛着を形成するには、まずは安心できる人と良い関係を作る必要があります。母親や父親で無理ならば他の方でもかまいません。本人が「自分は肯定的に受け入れられている」という実感があれば、その人は愛着形成が行える対象です。 最近では、そのような支援センターも増えていますので利用するのも一つの方法です。

うつや自律神経失調症にならないための「整体」

 また、愛着が形成されていない方は皮膚の接触はとても重要です。素肌でも服を着ていても、手を握る・ハグをする・背中をさする・おなかを撫でる・軽いマッサージ受けるといった行為は、大人であっても副交感神経を刺激して心と体にやすらぎを与えます。


 先ほどもお伝えしましたが、このようなことは愛着を満たし、アスペルガーやADHDの傾向を弱めることができます。整体などを受けることで心や体が落ち着く方がほとんどですが、これは肌を通して適切な刺激を受け取れるからなのです。(整体を行う方との関係性も重要です)


 次に、ストレスレベルをいかに下げるかということも重要です。 愛着はストレス耐性力を高めてくれますが、ストレス耐性力より多くのストレスを受ければ、うつや自律神経失調症の危険性が増えていきます。そのため、ストレスレベルを下げる必要があります。ストレスレベルを下げるための詳しいことは「うつの原因と4つのストレス」のページをご覧ください。


 実は、精神的なことだけではなく体のゆがみもストレスとして脳に伝わりますので、体を整体で整える必要があることも多いです。 先ほどお伝えしましたが、愛着形成には皮膚の接触が重要となりますので体の触れる「整体」を受けると副交感神経が刺激されて体や心が楽になります


 当院は自律神経を調整して副交感神経を働かせる整体を行っておりますので、施術後は体も心も落ち着き、楽な状態になっていきます。 アスペルガー傾向の方には接触を嫌う方やADHDの方には異常に痛みを感じる方もおりますが、その場合当院ではその人が不快に感じないようなやり方で行っていきます。


 また、身体的に人とふれあうことが非常にストレスになる方は、直接ふれることをしない体を使ったカウンセリングなどを行っていますので、お気軽にうつ病・自律神経失調症の整体専門家集団 健療院グループまでご相談ください。


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