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「理と情」を大切にして、うつや自律神経失調症を治そう

更新日:2019.09.29

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

 うつや自律神経失調症の治し方には色々とありますが、ここでは「理と情」ということをテーマにお話ししていきましょう。


 「理と情」とは文字通り「ことわり と なさけ」のことです。
「ことわり」とは論理的であること、「なさけ」とは愛情深いことをいいます。


 この「理と情」のどちらを大切にしているかということが、うつや自律神経失調症に関係してくるのです。


 あなたは「理と情」のどちらを大切にしていますか?


「理と情」がうつや自律神経失調症になりやすい体をつくる

 よく「心と体はつながっている」と言われますが、「理と情」のどちらを大切にしているかは、あなたの体や動きにも影響をして、うつや自律神経失調症になりやすい体のゆがみを作ってしまいます。


 「理」を大切にする方は、心よりも理論的であることを大切にしがちです。
そのため、自分も含めて人の気持ちをないがしろにしてしまいます。


 一方、「情」を大切にする方は、理論的であることよりも心を大切にしがちです。
そのため、ルールや秩序、道理や正しいか間違っているという判断をないがしろにしてしまいます。


「理と情」の考え方はこんなに違う!

 例えば、誰かが仕事を無断で休んだとします。すると...


 「理」を大切にする方は、休むならば、事前に申し出ることや、その理由をきっちり伝えなければいけないと考えます。
自分の部下ならば罰則も考えるでしょう。


 一方、「情」を大切にしている方は、いきなり無断で休むなんて何かあったんじゃないかと考えます。
たとえ規則があったとしても、情状酌量を強く訴えることがあるでしょう。


 職業でいうと、警察官・裁判官・技術者・研究者という方は、「理」を大切にする傾向が強いです。


 一方、保育士・介護士・カウンセラーという方は、「情」を大切にする傾向が強いです。


 このページでは、「理と情」があなたの体や動きに影響して、うつや自律神経失調症になりやすいことについてお伝えしました。


 では、「理と情」どちらの方がうつや自律神経失調症になりやすいのでしょうか?
次のページでは、「理と情」それぞれの特徴と対策についてお伝えしています。



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