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新型うつ病の対処法

新型うつ病の対処法

 前のページでは、新型うつ病の予防対策についてお伝えしました。
新型うつ病の予防対策については、新型うつ病の予防対策のページをご覧ください。

 新型うつ病の人にとって、家族は一番の身近な存在。
「がんばれ」と多少の励ましなど、家族の理解ある対応や協力態勢は、病気の回復にとても大切です。


このページでは新型うつ病の人に

などの対処法についてお伝えしています。


心がけたいこと

  1. 言葉は優しく

    本人には同調的に接します。誤解をあたえないよう、落ち着いた温かい雰囲気で、ゆっくりと話します。

  2. 態度は厳しく

    本人がなにか悪いことをしたら、批判したり非難するのではなく、誤りを冷静に指摘して対処します。

  3. 理解する

    本人の訴えに耳を傾け、苦しんでいるのは本人であることを理解します。

 本人は、好きこのんで病気になったわけではありません。家族はそれを理解し、温かく見守っていく必要があります。不安や孤独を感じやすい患者さんにとっては、家族の精神的なサポートはなにより心強いものです。しかし、保護的な対処法だけでは、病気はなかなか改善していきません。


 うつ病では、「がんばれ」と激励するのはタブーですが、新型うつ病の場合は、少しの励ましが本人の背中を押し、よい結果につながることが多くあります。なにか課題を実行するのも、ちょっとした励ましがあれば続けられるものです。保護と激励の加減を考えた対処法が本人を回復へと向かわせるでしょう。


要注意!やってはいけないこと

 日常生活の中で、症状を悪化させないように気をつけたいことが下記のものとなっております。


  1. カフェイン

     コーヒーなどに含まれるカフェインの作用として、眠気を取り除き、興奮させる作用があります。カフェインを大量に摂取すると、心臓がドキドキし、発作の引き金になる場合があります。

  2. アルコール

     抗うつ薬や抗不安薬を服用している人が大量に飲酒すると、薬の血中濃度が上がり、薬が効きすぎてしまう可能性があります。
    飲んでいるときは気持ちが高揚しますが、飲んだ後には急速に不安作用がなくなり、不安や憂うつに陥りやすくなったり、依存症になりやすい傾向があります。対処法として、飲酒は控えたほうがよいです。

  3. 禁煙

     ニコチンには、禁断時に不安を強めます。禁煙が基本ですが、急に止めると、うつ病を悪化させることもあるので注意が必要です。

  4. パソコン

     パソコンは、眼精疲労だけでなく、肩や腰など肉体的な疲労や、ストレスになりやすいです。使用時間も長くなりがちですが、対処法としては、1日1時間以内が理想です。

  5. メール

     メールは前頭葉の働きを悪くします。言葉が不十分になりやすく、ちょっとしたことで人間関係のトラブルにもなりかねません。

  6. テレビゲーム

     不安や辛い現実を回避したい人に依存傾向があります。ゲーム中、脳はあまり働かないので、1日中ゲーム漬けの生活をしていると、前頭葉の働きを悪くするという研究結果もあります。

  7. ひとりでいること

     最も深刻な問題の一つとして、自殺があります。よく、「死にたい」と訴えますが、これは「死にたいほどつらい」というメッセージです。
    対処法としては、孤独や不安感が強いため、「いつでも繋がっている」という安心感を与えることが重要です。話をしなくても、誰か近くにいるだけでかまいません。

  8. 蛍光灯

     まぶしすぎる蛍光灯は不安感を強める場合があるので、少し明るさを控えめにするという対処が必要です。


 私たちの身の回りには、不安やうつを誘発するものや、パニック発作を誘発しやすい刺激がたくさんあります。うつの引き金になるストレスも満ちています。新型うつ病の症状を改善していくためにも身の回りのものに注意し、対処していくことが大切です。

おわりに

 新型うつ病は、うつ病の範疇におさまらないほど幅広い症状・特徴を持っているため、診断や治療方法が確立されたとは言いがたいのが現状です。
新型うつ病の人は、「自分の好きなことはできるけれども、嫌いなことはできない」という、一見すると「わがまま」「気まぐれ」のように見える言動をとることが多いため、周囲の人たちから理解されにくい側面を持っています。


 だけれども、新型うつ病の人たちは、独特の「心の傷つきやすさ」や「捉われの強さ」があり、例え定型うつ病の方より頑張りのレベルが劣ったとしても、「もうこれ以上頑張れない・・・」という気持ちは同じです。そのことを周囲が理解していないと、自分の性格を全否定されたと思い込み、リストカットや大量服薬といった自殺企図に繋がってしまうこともあります。
新型うつ病の人が、実際にうつ症状でもがき苦しんでいることには変わりありません。単なる気まぐれでもわがままでもない、心の病気です。


 年間3万人といわれる自殺者のうち、4人に1人がうつ病といわれています。
都心の精神科クリニックに来院される方の30~50%に新型うつ病の疑いがあります。うつ病を始めとする心の病が現代の社会問題に発展したのは、これまでの社会のあり方(行き過ぎた成果主義、過重労働、雇用不安、情緒的コミュニケーションの欠如など)の歪みが表出し、大きなつけがまわってきていることを示唆しています。
社会環境や労働環境の変化は、新型うつ病の出現と無関係ではありません。
新型うつ病は、その人個人の病気ではなく、社会全体の様々な問題のシグナルで、今こそ私達がこの問題に向き合わなければならないと警鐘を鳴らしています。


 新型うつ病のような現代社会の歪みを投影した心の病は、今後も増えるかもしれません。
ですが、このように未だ絶対的な治療法が解明されていない「よくわからない新しい心の病」に対して、本人やその周囲の方々が正しい知識を持つことによって、治療環境は向上し、治療の効果も上がることが期待されています。


 このページでは、新型うつ病の対処法についてお伝えしました。
新型うつへの理解を深めて対処していけば、うつになるリスクが少なくなります。うつになったとしても、症状が軽減され、体調が安定するかもしれません。

あなたや家族の不安や症状を、あなただけで抱え込まずに、一緒に和らげていきましょう。
まずは、うつ病・自律神経失調症の整体専門家集団 健療院グループまでご相談下さい。


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