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四股踏みで体の緊張を解消し、エネルギー不足の体を回復!

四股踏みで体の緊張を解消し、エネルギー不足の体を回復! (はつらつ元気 2015年1月)

(はつらつ元気 2015年1月)

うつの原因はエネルギーの三つの障害

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取材 本院 鈴木院長が取材されました!

はつらつ元気 2015年1月


 私の整体院では心と体の両面からアプローチを行っています。


 心と体がつながっていることはご存知の方も多いでしょうが、何がどうなっているのか、また、なぜうつや不眠に「四股踏み」がいいのかをお伝えします。


 ストレスが原因と言われているうつや不眠は、「エネルギーの消耗」「エネルギーの循環不足」「エネルギーの不足」という三つの障害のため発症、または深刻化していく傾向にあると私は考えています。


 私たちは怒りや悲しみの感情が起きながらそれを表に出せないとき、肩をいからせたり歯を食いしばったりといった方法で我慢をしますが、それはすなわち筋肉を硬直させて我慢をしているということ。
これが、エネルギーの消耗につながるのです。


 なぜなら、我慢とは本来放出されるはずのエネルギーを同じだけの力で抑えつけることだからです。
そのため、放出されるエネルギーと抑えつけるエネルギーで、通常の倍のエネルギーが消費されてしまうということです。


 また、個人によって硬直しやすい筋肉があり、感情の我慢の際には硬直しやすい筋肉だけが、ますます強張ることとなります。
すると、身体のゆがみがひどくなるとともに神経や血管などが圧迫され、本来流れていくはずだったエネルギーがせき止められることに(エネルギーの循環不足)。


 さらに我慢の際には喉の奥の筋肉を硬直させることで声も抑え込みますので、これが続くと喉の筋肉の硬直が固定化されて呼吸が浅くなり、エネルギーのもとである酸素を取り込みにくくなってしまうのです(エネルギー不足)。


 エネルギーの消耗、エネルギーの循環不足、エネルギー不足。
この三つの障害のため、体に残されたエネルギーはごくわずかになってしまうことは、言うまでもありません。
すると体はこのわずかなエネルギーを、心臓や肺の動きといった生命活動維持のため、優先的に使用するようになります。
必然、頭へのエネルギーは少なくなるため、やる気などは生み出されなくなり、気分が沈み、不眠にも。 これを打破するためには前述した三つの障害を取り除かなければならず、そのために有効なのが四股踏みなのです。


うつの原因である「エネルギーの三つの障害」

エネルギーの消耗

感情の我慢で、本来放出されるはずのエネルギーを倍のエネルギーで抑えつけるため消耗する

エネルギーの循環不足

同じ筋肉ばかり使うことで体がゆがみ、血管や神経を圧迫。本来流れるはずのエネルギーがせき止められる

エネルギー不足

喉の筋肉の硬直が続くことで呼吸が浅くなり、エネルギーのもとである酸素を十分とりこめなくなる


四股踏みで障害解消!自律神経も活性化!

 エネルギー循環は足の方から悪くなる傾向にありますから、まずはエネルギーを下半身へ回さなくてはなりません。
エネルギーとは体の使われた部分に一層流れていく性質がありますから、四股踏みで下半身を動かすことでよりエネルギーが下半身にも流れ、エネルギーの循環不足が解消。
さらには四股踏みで筋肉を使えば、無意識的に硬直していた筋肉の緊張もとれ、体のゆがみが改善。


 四股を踏む際には感情とともに声を出しますから、喉の緊張もほぐれて呼吸がしやすくなり、エネルギーのもとである酸素を十分とれるようになり、エネルギー不足も補われるのです。


 また、うつを患う方は、自律神経である交感神経と副交感神経がうまく働いていないため、病が一層悪化していくのですが、四股踏みで体を動かせば、交感神経は大いに刺激されることになります。
さらに四股踏み後はしっかり休むことで副交感神経も刺激され、消耗していたエネルギーも回復されるのです。


うつも不眠も一挙解決!四股踏みの方法

1、

 マットなどの上に立ち、1~2分、足の裏の感覚を強く意識したり、足指を動かしたりする

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*指を動かしたり、意識したりすることによって、エネルギーが流れやすくなる!



2、

 足を肩幅の2倍ほどに開き、ひざを軽く曲げて手を添える

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3、

 そのままの姿勢で相撲取りのように片足ずつ足を上げ、踏みしめるように下ろす。
その際、しっかりとかけ声を出す(かけ声はなんでもよい)。
嫌な記憶を思い出しながらでもOK。
踏みしめた感覚を意識することが肝心。

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4、

 息が上がるくらいを目安に左右交互に四股を踏んだら、横になってしっかり体を休める


 ※高血圧の方や、普段まったく運動をしない方は四股踏みを軽めにやるようにしましょう

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