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顎関節症の原因と対策

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更新日:2019.03.27

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

顎関節症の原因は色々とありますが、その原因の多くはストレスとかたよった咬み方です。


そして、ぶつけるなどの突発性のものもあります。


ストレスが脳に伝わると、我々はそのストレスを発散するために無意識に顎の筋肉が緊張いたします。


これは人が動物であったころの名残でもあります。


多くの動物は身の危険がある時には「咬む」という行為で相手を攻撃します。


これはストレスの反応が咬むという行為で発散しているのだと思ってください。


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「咬む」という行為でストレス発散しているんですね。



人間も、ストレスを我慢したりしていると意識的にも無意識的にも歯を食いしばることがあります。


歯ぎしりなどは典型的です。


そのため、ストレスがかかると自動的に咬む筋肉が緊張するのが我々人も含めた動物全般の反応なのです。


咬む筋肉が緊張し、それが頻繁に起こることでその周辺の筋肉に血液が生きにくくなり、痛みがあったり違和感があったりします。


また、顎の関節にも負担がかかるために顎関節症にもなりやすくなります。


そして、かたよった咬み方は顎のかかる負担もかたより、頭蓋骨にかたよった力がかかります。


頭蓋骨はゆがみますので、かたよった力がかかると頭蓋骨がゆがんでしまうのです。


多くの場合、咬む方に顎も頭蓋骨はゆがんでいきます。


すると顔が曲がったりするようになりますし、顎に痛みや違和感が出てくるようになります。


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頭蓋骨のゆがみについては「頭蓋骨のゆがみ」のページに詳しく書かれていますので、そちらをご覧ください。



また、口が開けにくい・閉じにくいといった症状も出やすくなります。


更に頭蓋骨がゆがむことにより脳や自律神経に負担がかかり、めまい・耳鳴り・不眠症・頭痛などの症状に発展していくこともあります。


当院の整体では、顎に関する筋肉や関節を調整し、顎を元の状態に戻すような施術を行います。

(※顎関節の整体法については「顎関節症(がくかんせつしょう)の整体」のページをご覧ください。)


また、精神的なストレスからかかる顎関節症にはストレスを総合的に少なくするためのアドバイスを行ったり、カウンセリングを行い対応しております。


顎関節症でお困りの方は、当院までご相談ください。


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