自律神経失調症

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更新日:2019.03.28

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

自律神経失調症 がどんな病気なのか、きちんと理解している人は少ないのです。


実はお医者さんでもよく分かっていない人は意外と多いのです。


また、自律神経失調症のことを何となく分かっていても患者さんにうまく説明出来ないお医者さんも多いのです。


そして、自律神経失調症 が「うつ」の前兆であることや、色々な難病に関与していることもあまり知らないのです。


「病院に行っても良くならない」「検査に異常がない」「原因が分からない」。


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自律神経失調症を理解している人は少ないのです。



このような病気は年々増える傾向にあります。


西洋医学は高度に発展してきたが、体の部分に注目しているため、未だに 肩こり や腰痛をきちんと治せる病院はほとんどないのです。


めまいや耳鳴り、動悸や息切れ(息苦しい)、そして不眠症やその他「原因不明」の病気は、薬でごまかしている病院も多いのです。


実は、私自身が自律神経失調症からうつになった経験があるのです。


その時に感じたのが病院での医療の限界なのです。


私の場合、異常な疲労感とともに動悸が酷かったので病院で検査をしてもらったのですが、医師からは「異常がありません」という言葉のみでした。


3つの病院に行きましたが、どこもほとんど同じ対応で、セルシンやデパスといった薬が出されるだけで後は全く何もしてくれなかったのです。


病院へ行って長い時間待たされても「病院では原因が分からない」ということが分かっただけでした。


自律神経失調症の症状

自律神経失調症は、病院でははっきりと検査結果が出ないことがほとんどです。


西洋医学では自律神経失調症のような慢性的ストレス症状は、胃潰瘍などの器質的疾患がない限り、手の打ちようがないのです。


自律神経失調症は、自律神経の交感神経と副交感神経の働きが過剰になったり不足したりすることで色々な症状が起きます。


自律神経失調症の主な症状としては、


頭が重い・めまい・耳鳴り・口内炎・胃炎・大腸炎・のどの違和感・ヒステリー球・動悸・息切れ(息苦しい)・光がまぶしい・しびれ・食欲不振・膨満感・下痢・便秘・不妊症や生理痛・生理不順・尿漏れ・ひん尿・ED・治りにくくなっている病気やケガ・慢性症状の悪化・難病の症状悪化など、


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あげればきりがない自律神経失調症の症状



自律神経失調症はあげればきりがないほどの症状があるのです。


自律神経失調症の原因

自律神経失調症の原因はストレスですが、TOPページもお伝えしたように、ストレスには心と体の両方のストレスがあり、これが限界を超えると自律神経のバランスが乱れてくるのです。


自律神経は交感神経と副交感神経という神経があります。


この交感神経と副交感神経二つの神経のバランスが崩れることを自律神経失調症といいます。


交感神経ストレスに抵抗したりする神経です。


また、働いたり体を動かしたりする神経でもあります。


副交感神経は、体を治したり、リラックスしたりする神経です。


交感神経が働くと副交感神経が働けません。


ストレスが多いと、交感神経ばかりが働いてしまい、副交感神経が働かなくなってしまいます。


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筋肉の緊張が脳に伝わり自律神経失調症の症状がでるのです。



また、筋肉などの緊張が脳に刺激を与えて 交感神経を過剰に働かせてしまい、自律神経失調症の症状が出る場合もあります。


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