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自律神経の乱れ

前ページの「うつの原因と4つのストレス」では、あまり知られていない原因とストレスについてお伝えしました。


これを読んで、あなたはこう思ったかもしれません。


「なぜ、ストレスがあるとうつになるのか?」


これを理解するために、このページでは基礎知識である「自律神経の乱れ」をお話していきたいと思います。


交感神経と副交感神経

まず知っていただきたいことは、自律神経には交感神経と副交感神経の2種類の神経があるということです。


では、分かりやすく解説いたします。

交感神経は、脳と体が働きやすい状態にするため、主に日中に活発に働きます。

逆に副交感神経は、脳も体もリラックスさせます。

究極のリラックスが睡眠ですから主に夜に働きます。


この副交感神経がきちんと働くことでぐっすりと眠れ、疲れも回復し、うつやその他の症状も治るのです。そしてその後に、交感神経が働くことで、元気に遊んだりバリバリと仕事をしたりできるのです。


これらの働きをグラフにすると下記ようになります。


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そして「自律神経の乱れ」とは...


  • 副交感神経が働かなければならないときに、交感神経が働いてしまう
  • 交感神経が働かなければならないときに、副交感神経が働いてしまう

という状態です。

そのため、眠りたいのに眠れないし、遊びや仕事をするときに眠たくなってしまうのです。


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夜はぐっすり眠れていますか?



これが自律神経失調症という状態ですが、悪化する「うつ」になります。


「眠れないことなんか結構あるよ。いいすぎではないか?」と、思う方もいるでしょう。


しかし、不眠は副交感神経が働けていない状態であり、かつ交感神経が過剰にはたらいてしまっているじょうたいです。つまり不眠は自律神経が乱れている結果です。

今は大丈夫でしょうが、うつの入り口であることを認識したほうが良いでしょう。なぜなら、悪化してからでは、治るのに時間がかかるからです。


まだうつではないかもしれませんが、頻繁に眠れない夜を過ごしているなら、それは間違いなく危険信号です!


交感神経と副交感神経の働き

自律神経には、我々が意識しても動かせないところを動かす働きがあります。


例えば心臓や胃腸です。


あなたは心臓を意識して動かしていないですよね。


また、食事をした時にあなたが「胃腸を働かそう」と意識しなくても、あなたの胃や腸は自動的に働いてくれています。


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食事をすると自動的に胃腸が働きます。



このように、あなたが意識しなくても自動的にバランスよく働かせ、心臓や胃腸を適度に動かしているのです。


どのように働いているかを知りたい方は下記の表をご覧ください。


場所 交感神経 副交感神経
心臓 脈拍が早くなる 脈拍が遅くなる
血圧 高くなる 低くなる
唾液 少なくなる 多くなる
縮んで硬くなる
胃液の量が減る
軟らかくなる
胃液の量が増える
小腸・大腸 動きが悪くなる 動きが早くなる
- よく出る
全体 脳や体が活発に動く
働く・学ぶ・遊ぶ
休む・眠る
体を治す

以上、基礎知識である「自律神経の乱れ」についてお伝えしていきました。


更に詳しくお知りになりたい方は、次に「ストレス反応」のページをご覧ください。


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