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補給・循環・消費は慢性疲労を解消する

補給・循環・消費は慢性疲労を解消する

 慢性疲労の症状や原因と解消法のページで お話した通り、慢性疲労を解消するには、


  • 身体面でのエネルギーの補給 → 循環 → 消費

  • 心理面でのエネルギーの補給 → 循環 → 消費


 これらをスムースに行うことが重要です。
すると、慢性疲労は改善し、元の元気なあなたに戻れるのです。


 このページは、身体面と心理面それぞれのエネルギーシステムについて詳しくお話していきます。


身体面と心理面のエネルギーシステム

身体面のエネルギーシステム

補 給 栄養補給(ビタミン・ミネラル・糖質・脂質・タンパク質など消化吸収まで)
循 環 血液の流れ・リンパ液の流れ
消 費 労働・運動など、頭や体を使うこと

 身体面のことは一般的に言われていることですので分かりやすいと思います。
簡単にご説明しますと、


  1. 五体栄養素と言われるビタミン・ミネラル・糖質・脂質・タンパク質をバランスよくとる

  2. 五体栄養素が血液に運ばれて体の各部に届く

  3. 五体栄養素を運動などで使うことでエネルギーが循環する

  4. 疲労物質が体の外に出ていくことで慢性疲労が解消する


 ということです。


心理面のエネルギーシステム

補 給 愛情(人間関係における愛情・分かってもらえているという気持ち)
循 環 意識(体の色々な部分を意識しているか)・筋肉の自然な緊張
消 費 感情の解放(怒る・泣く・喜ぶなどの感情表現)

補給とは、愛情である

 補給とは愛情であり、心理面では愛情がエネルギーの元となります。


 人間は身体面で野生動物よりも劣っているため、群れを成して生活をしてきたという歴史をがあります。
そのため、人とのつながりが弱いと、多かれ少なかれ生存への不安を自然と感じるようになっています。
簡単に言うと、


  • 人とつながっている = 安心

  • 人とつながっていない = 不安


 という心理的な反応が遺伝子に組み込まれているのです。


 たくさんお金があって、ある程度の都会に住んでいれば人とのつながりが全くなくても生きてはいけますが、人とのつながりがなければ不安になってしまうのです。


 不安を感じれると慢性疲労を解消させようとする働きが弱くなりますので、知らず知らずのうちに疲労が溜まってきます。


 人とのつながりが弱いことでの不安に慣れてしまって、あまり不安を感じない人もおりますが、群れを形成する遺伝子を持つ人間は、不安を感じていないだけで、気付かないうちに慢性疲労を解消させようとする働きが弱くなっているのです。


 そのため、配偶者や恋人はもちろんのこと、家族・友人、あるいはペットとのつながりでさえ、大事な愛情になります。


 愛情は受け取る方でも与える方でもエネルギー補給の効果がありますが、受け取る方と与える方の両方である状態は、慢性疲労にとても効果があります。


 更に、自分が辛い状況に置かれていても「私の辛い状況を分かってくれている人がいる」という状況は、「誰も私のことを分かってくれない」という状況よりも遥かに慢性疲労が回復しやすいのです。


 愛情とは、このように人との関わりを指します。
栄養とは異なり、目に見えないものですが、エネルギーの補給にはとても大事なものとなります。


循環とは、意識することである

 突然ですが、あなたは足の裏を意識したことはありますか?


 立ちっぱなしや歩きっぱなしなどの時に足が疲れて足に意識が行きますが、このように意識することは、その部分にエネルギーが流れることとなります。


 多くの方は頭で色々と考えたり、体の中では手を一番よく動かしたりしますので、意識は上半身にあることが多いです。
意識する部分を感じようとしたり、その部分を細かく動かそうとしたりするため、神経の伝達が細かく行われているためエネルギーが循環しています。


 逆に、意識しない部分はその部分を感じようとしたりその部分を細かく動かそうとしたりしないため、神経の伝達がおおざっぱにしか行われずに、エネルギーがあまり循環しません。


 また、ある部分を意識していても筋肉が緊張し続けているとエネルギーの流れがブロックされてしまい、結果的にエネルギーの循環が行われず慢性疲労が解消しないのです。


 更に、筋肉には自然な緊張があることが重要であり、筋肉の緊張が全くない部分もエネルギーが流れていかずに循環不足になります。


消費とは、感情の解放である

 感情の解放とは、湧きあがった感情を表現することです。
簡単に言うと...


  1. 怒りがこみ上げる → 「怒る」

  2. 悲しくなる → 「泣く」

  3. 恐れを感じる → 「怖い」


ということになります。


 実は、感情はエネルギーそのものであり、感情があることで我々の体は大きく動きます。


 例えば、仕事の場合でもただ淡々とやるよりも、やる気という感情があった方が成果は上がります。
力を使う場合でも「怒り」という感情があると、たくさん力を出せます。
そのため、湧きあがった感情を使うことがエネルギーの消費であり、これを感情表現と言います。


 現代社会では、怒りや悲しみなどの感情をあらわにすることは「子供」「未熟な人間」と思われる傾向にあります。
また、「恥ずかしいこと」と思われることもありますので、感情をあらわにすることを抑え込んでしまいます。


 これは「怒り」や「悲しみ」だけでなく「喜び」の感情も同じです。
自分にとって喜ぶべきことが起こっても、周りを気にして喜べなかったとしたら感情を抑え込むことになるのです。


 感情を抑え込む時には必ず筋肉が過剰に緊張してしまうため、エネルギーの循環不足も同時に起こってしまうのです。(詳しくは感情と筋肉の関係を参照してください)


 身体面と心理面のエネルギーの流れが理解できたと思いますので、「疲れが足りないから疲れる」ということを次回詳しくお伝えしていきます。


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