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白湯の正しい作り方

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更新日:2019.05.16

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

自律神経失調症が治りやすい体質は「白湯」で作る』では、白湯を飲むことが良い4つの理由とその効果について、詳しくお伝えしました。


このページでは、白湯の正しい作り方をお伝えします。


「白湯の正しい作り方」とはいっても、ここでいう「白湯」はただ水を沸かせば良いというわけではありません。
自律神経失調症が治りやすい体質を作るための白湯には作り方があります。


白湯の正しい作り方 4つのポイント

白湯の正しい作り方には、大きく分けて4つのポイントがあります。

  1. 水を選ぶ
  2. 沸騰させる
  3. 風を入れる
  4. 保存法

では、それぞれを説明していきましょう。


1. 水を選ぶ

白湯を作る為のお水は、もちろんミネラルウォーターです。


本来なら水が取れた場所も大事になりますが、日本で売っているミネラルウォーターならばどの場所のものでも大丈夫です。
また、海外の水でもミネラルウォーターなら何でも結構です。


水道水はお勧めしませんが、水道水でも正しく作ると冷たい飲み物を飲むよりも内臓にいい物となります。


2. 沸騰させる

お水は5~15分ほど沸騰させます。
こうすることでお水に軽さを与えます。


インドの伝承医学であるアーユルヴェーダでは、体の中には風・火・水の3つの性質があると考えられており、この3つの性質のバランスが良ければ元気な体と心が作られると言われています。


3. 風を入れる

白湯はお水に火をかけて風(沸騰した泡)を作っているので、とてもバランスの良い飲み物です。


つまり、単なる暖かい水である「白湯」ではなく、体の性質である風・火・水のバランスが取れている飲み物として、沸騰してから最低でも5分は火にかける時間が欲しいのです。


また、風を入れる必要があるので、部屋を換気もしながら水を沸かした方が良いと言われています。


4. 保存法

白湯をポットで保温することは良いですが、再度沸かしなおすのは風・火・水のバランスが崩れるのでやらない方が良いでしょう。


飲む量は1日700mlから900mlぐらいまで。
飲み過ぎは良くありませんので注意して下さい。


さらに症状を改善させたい方はこちら

白湯は自律神経失調症の対策になりますが、あくまでもいくつもある対策の中の1つです。


また、専門的なアドバイスが必要なこともありますので、白湯を飲んでも症状が改善しない場合は、当グループまでお気軽にご相談ください。


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