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うつ病・メランコリー型・非定型(新型うつ)の原因と特徴

うつ病・メランコリー型・非定型(新型うつ)の原因と特徴

うつ病は「メランコリー(親和)型うつ病」と「非定型うつ病」とに分けられます。


非定型うつ病は別名 がたくさんあり、新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病などと呼ばれることもあります。


精神科医の香山リカ氏は「5時までうつ」と呼んでいることも知られています。


「メランコリー(親和)型うつ病」と「非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)」の二種類は、症状こそ似ているが異なった性格形成や行動パターンをしています。


それぞれの共通するうつ病の症状として下記のようなものがあげられます。


  • * 意欲が出ない。

  • * 心から喜べない。心から笑えない

  • * ストレスを感じると睡眠障害(不眠症のこと)になる

  • * 朝起きられない

  • * 心身とも疲労感を強く感じ体が鉛のように重く感じる。

  • * 集中力や思考力がなくなる

  • * 死について何度も考える(自殺を考えたり死ぬことへの恐怖をくりかえし感じたり)


上記のようなうつ病の症状が2つ以上当てはまり、それが2週間以上続く場合はうつ病の可能性があるので一度は病院へ受診されることをお勧めいたします。


では次に「メランコリー型うつ病」と「非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)」の特徴をお伝えします。


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2週間以上続く場合は病院へ



メランコリー(親和)型うつ病の特徴

  1. 真面目で律儀で誠実である。

  2. 周りへの配慮がある

  3. 仕事熱心である。

  4. 責任感があり、問題があると自分のせいだと思いがち。

  5. うつ病になると何もできないぐらい心も体も疲れている。

  6. 自分がうつ病であることを隠そうとする。

  7. 問題が起きても、自分一人で何とかしようと思う。

  8. 多くは食欲がなくなったり不眠症になったりする。


一般的にメランコリー(親和)型うつ病は 真面目すぎたり、融通が利かなかったりする頑固タイプのため、それがストレスを大きくさせうつ病になることが多いです。


強迫観念が強い場合も多く、リラックスが苦手な人がこのタイプのうつ病になりやすいです。


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がんばりすぎるメランコリー(親和)型うつ病



しかし、多くの場合仕事にも責任感があり誠実であるため、仕事の能力はある方である。


そのため、色々な仕事を任されたり、役職・重職についたりすることもあり、更に責任を感じてがんばろうとする。


さらに一人でがんばるタイプでもあるので、仕事や悩みトラブルなど色々と一人で抱え込むことも多い。


そのような理由で、ストレスが異常に多くなり力尽きてうつ病になるケースが多くみられるのです。


そしてうつ病になった原因も、「自分がいたらなかった」「自分の健康管理が悪かった」「自分に能力がないからだ」などの自責感を非常に強く覚え、そのことがまたストレスになったりしているのです。

非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)の特徴

  1. 責任ある仕事や役回りに付きたがらない。

  2. 問題があるとよく他人のせいにする

  3. うつ病であることを周りに隠さず公言する

  4. 嫌なこと(例えば仕事)をする時には症状が出るが、自分の好きなことをしているときは症状は出ないことも多い

  5. 良かったり悪かったり、気分の波が大きい

  6. うつ病になった原因を自分ではなく周りの(例えば家族や会社)せいにしがちである

  7. 多くは過食や過眠(睡眠時間が長くなる)になる

  8. 体重が増える場合も多い


非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)は、ワガママ・気分屋と言われたりサボっているなどと周りに思われたりしやすいタイプですが、症状は決して嘘を言っているわけではなく本人は本当に苦しいのです。


症状が出ているときは「メランコリー(親和)型うつ病」と同じように、体が鉛のように感じて寝床から起き上がれないことなども多々あります。


これは決してサボっているわけではなく、本人も苦しい状況に耐えているのです。


小さなストレスで症状が出てしまうために、ストレスに耐える力(ストレス耐性力)が低いとも言えます。


また、非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)は無意識的に疾病利得を得ていることも否定できません。


疾病利得とは、文字通り病気になることで利を得ていることです。


例えば、嫌なことから病気という理由で逃げられるということです。


仕事・学校・人間関係などで嫌な思いをした時に症状が発生しやすいのは、非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)の特徴です。


また、うつ病など病気になると周りから関心が得られるといった利得も含まれます。


こう考えると仮病と考えがちですが、うつ病の症状で苦しいのは事実であり、本人が一番苦しい思いしていると思われます。


非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)は、人間的に未成熟である場合や境界性パーソナリティ(人格)障害・回避性パーソナリティ障害・依存性パーソナリティ障害、そして適応障害が背景にある場合もあり、それに応じた対処が必要になります。


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決してサボっているわけではないんです...



この「メランコリー(親和)型うつ病」と「非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病)・ディスチミア型うつ病」二種類のうつ病は多くの場合、症状が似ているだけでなく薬も病院で同じようなものを出されます。


しかし、実は対策はそれぞれで大きく異なるのです。


では次のページで、「メランコリー(親和)型うつ病」と「非定型うつ病(新型うつ病・逃避型うつ病・ディスチミア型うつ病)」それぞれの対策をお伝えいたします。



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