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ストレスで噛む?吸う?

ストレスで噛む?吸う?


このページでは、ストレスと筋肉の関係や、顎や口の中の筋肉の対策についてタイプ別に詳しくお話しています。


ストレスと筋肉

ストレスを受けると顎関節症などになり、そこからうつや自律神経失調症になる方もおられます。


ストレスを受けると、人は何らかの反応を起こしストレスに抵抗しようとします。
抵抗のやり方は色々とありますが、ストレスに抵抗するため、「噛むタイプ」の人と「吸うタイプ」の人がいます。


ストレスを受けた時、自分がどちらのタイプになるか知ることで、顎関節症だけでなく、うつや自律神経失調症の対策が自分でできるようになります。


では、どちらのタイプかを話す前に、分かりやすくするために、少し顎や口の中の筋肉の話をいたします。


なぜ筋肉の話をするかというと、当院では整体で骨も整えますが筋肉の方を重要視してるからです。
筋肉は体の中で唯一動きがあるものであり、動きがあるゆえにストレスなどの心理的な意思がその動きに現れます。


ですから、筋肉の動きをきちんと理解することは、うつや自律神経失調症の症状を改善させるのに必要なことなのです。


では、顎や口の中の筋肉に話を移しましょう。


顎や口の中の筋肉

顎や口の中の筋肉は吸うことに適した筋肉噛むことに適した筋肉に分けられます。


吸うことに適した筋肉

吸うことに適した筋肉は頬筋(きょうきん)といい、ストローで飲み物を飲むときに使う筋肉であり、赤ちゃんがおっぱいを吸うための筋肉でもあります。


生まれたての赤ちゃんは手や足の筋肉は弱いですが、母乳で栄養を取るため吸う力はとても強いのです。
母乳のやり方が悪いと、赤ちゃんはお母さんの乳首に水泡ができるくらい強く吸えます。


赤ちゃんは、おっぱいを吸う時はお母さんに抱かれているので皮膚の接触もあり、母乳も胃の中に入ってくるので満足を得られます。
吸う動作は安心感や満足感が得られるため、副交感神経が働きます。


噛むことに適した筋肉

一方、噛むことに適した筋肉は咀嚼筋(そしゃくきん)といい、主に側頭筋・咬筋(こうきん)・内側翼突筋(ないそくよくとつきん)のことをいいます。


噛むという動作は食事の時に使いますが、動物では「攻撃」の時にも使われます。そのため咀嚼筋は怒りの感情の表現にも使われます。
そのため、歯ぎしりや食いしばりなどをしている人は、ストレスで怒りの感情を溜めこんでいる可能性が高いです。
意識的に怒りなどを抑えていても、眠ると無意識の動きが歯ぎしりや食いしばりとなって出てくるのです。


食いしばり

また、日頃から食いしばる癖がある人もいます。
食いしばりすぎて、歯のエナメル質が削れ、象牙質が見えている人も少なくありません。
このままですと、顎を痛めて顎関節症になったり、歯が割れてしまったりします。


吸う筋肉である頬筋も、噛む筋肉である咀嚼筋も、過度に緊張しているとその緊張が脳に直接伝わり、脳がストレスを受けて、


  • 不眠
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 頭痛
  • イライラ
  • 食欲不振
  • 息苦しい

*
食いしばりから様々な
症状を悪化させる



など、うつや自律神経失調症の症状を悪化させてしまいます。


あなたはどちらのタイプ?

このように、人はストレスを受けた時に噛むタイプと吸うタイプの人がいます。


噛むタイプの人

ストレスを受けた時に噛むタイプの人は、歯ぎしりや食いしばりがあるタイプです。
これが長期間続いていると、顎が大きくなり、俗にいう「えらが張っている」状態になります。
また、無意識に噛むことをしたがるので、歯ごたえのあるものを食べたくなったりします。


吸うタイプの人

ストレスを受けた時に吸うタイプの人は、頬筋が硬くなるので頬が硬くなります。
頬をつまみ軽く引っ張って、誰かと比べてみて下さい。
頬が硬い場合は、頬筋が緊張している状態です。


また、このタイプの方は吸うことを好み、口さみしくなりやすいので、アメ・ガム・タバコなど何かを口に入れたくなります。
また、お菓子をちょこちょこ食べる方も多いです。
そのため、ストレスを受けた時にアメ・ガム・タバコ・お菓子などが増えてしまいます。


タイプの分かれ方

ストレスを受けた時に、噛むタイプになるか吸うタイプになるかは、きっちりとどちらかのタイプに分けられるということではなく、両方のタイプが当てはまる人もいますし、どちらかというとこっちかな?という人もいます。


このタイプにより、うつや自律神経失調症の対策が変わってきます。
両方の方は、両方の対策をすることで症状が改善しやすくなります。


噛むタイプは交感神経を! 吸うタイプの方は副交感神経を!

噛むタイプの対策

ストレスを受けた時に噛むタイプの方は、ストレスに対して攻撃したいという反応が無意識に出ていますので、体は交感神経を活発に働かせたいと思っています。
そのため、症状を軽減させるには、大きな声を出したり、体を動かしたりして交感神経を活性化させることが必要です。


カラオケを振付ありで歌ったり、運動や格闘技など、大きな声を出しながら体を動かしたりするのはとてもいいですね。
これは、ストレスを受けた時に体にたまった怒りの感情エネルギーを外に出す行為です。


本来、ストレスを受けた時に発生する怒りの感情エネルギーは、攻撃するために使うエネルギーです。
しかし、この怒りの感情エネルギーを溜めすぎると、自分自身の体を攻撃してしまいます。
そのため、色々な症状が体に出てきてしまうのです。


心の話になりますが、相手に対して感じていることを自分に向けることを心理学で反転といいます。
例えば、本当は相手を傷つけたいと感じているのに、それを抑え込んでいると、無意識に自分を傷つけてしまう自傷行為をしてしまうといったことです。


この反転という現象は実は生理的(体の中)でも行われ、攻撃的な怒りの感情エネルギーを溜め込むことで、自分を攻撃してしまいます。
よく「心と体はつながっている」と言いますが、心と体は同じように反応するのです。


また、ストレスを受けた時に噛むタイプの方は顎の筋肉をよくマッサージして緊張をやわらげたり、大きく口を開けて噛む筋肉である咀嚼筋をストレッチしたりしてあげましょう。


口を開けている時間は30秒前後です。
無理に大きく開けずに、「顎の筋肉が伸びてるな~」と気持ちよく感じるぐらいがいいでしょう。


吸うタイプの対策

一方、ストレスを受けた時に吸うタイプの方は、ストレスに対して吸うことで安心したいという反応が無意識に出ています。
赤ちゃんの頃に抱っこされたあの安心感を得て、副交感神経を活性化させたいと思っているのです。
そのため、ゆっくりとリラックスできる空間で休養し、副交感神経を活性化させる必要があります。


また、皮膚接触も副交感神経を活性化させますので、愛する人と抱き合うというのもいいでしょう。
そのような相手がいない方は、抱き枕や大きめのぬいぐるみでもかまいません。
肌触りのいいものを抱いて丸まって寝るというのは、副交感神経がよく働き、よく眠れるようになります。


また、自分で自分の体をゆっくりと手で撫でてみましょう。
顔・腕・胸やお腹・足などゆっくりと撫で、撫でている手ではなくて「撫でられている部分」を強く感じて下さい。
こうすることで体から安心を感じるように意識していきます。


このような対策を行っても症状が改善しない場合は、うつ病・自律神経失調症の整体専門家集団 健療院グループまでご相談下さい。


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