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うつの原因を徹底解明!

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更新日:2019.09.22

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

前ページの「うつ克服の4つのポイント」のページでは
これから、心身ともに元気になることを目指すあなたに注意していただきたい
3つの事柄についてお伝えしました。


このページでは、あまり知られていない「うつの原因」について話していきたいと思います。


原因は一体何なのか?

そう聞かれたら、多くの人は「ストレスだ」と答えるでしょう。


しかし、致命的な勘違いをしている方が多くおります。

それは...


ストレス=人間関係などの精神的ストレス


という勘違いです。

確かに精神的ストレスもストレスのうちの一つですが、原因はそれだけではなく全部で4つあるのです。


原因がきちんと分からなければ、症状に対してきちんと対策することができません。

そのため、最初に4つのストレスについてお伝えして、その後に「克服の4つのポイント」をお伝えします。


では、4つのストレスのご説明からいたしましょう。

4つのストレスとは下図のストレスのことを指します。


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次からは、この4つのストレスについてそれぞれを解説していきます。


1.精神的ストレス

精神的ストレスは、みなさんが一番ストレスとして実感しやすいものです。


人間関係など、基本的に「嫌だなぁ」と思うことが精神的ストレスに入ります。


多くの方が、ストレスというと、この精神的ストレスのみが原因と考えてしまうことで症状を悪化させてしまうことがよくあります。


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嫌だなぁ...って思うことありますよね。



2.構造的ストレス

構造的ストレスとは、主に体のゆがみを指します。


体がゆがんでいると、そのゆがみの情報は確実に脳に伝わり、あなたが意識しているかしていないかに関わらず、脳はストレスを感じます。


脳にストレスを与える体のゆがみは、主に、頭蓋骨・あご・全身の筋肉・背骨・骨盤などがそれに当たります。


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体のゆがみは脳に伝わります。



「頭蓋骨がゆがむの?」と思う方もいるでしょうが、症状で苦しんでいる方のほとんどは頭蓋骨がゆがんでいます。


他にも、全身の膜組織(まくそしき)といわれる内臓や脳などを支えている膜もゆがみます。


やはりこれらの情報も脳に伝わり、脳がストレスを感じるのです。


3.化学的ストレス

化学的ストレスとは、主に栄養素を指します。


ある栄養素が過剰であったり不足であったりしても、その情報が脳に伝わりストレスを感じるのです。


実は「原因となりやすい栄養素」があることをあなたはご存知でしょうか。


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食べ物飲み物も原因になる!



(※栄養素に関しましては、この先さらに読み進んでいただくことで明らかになっていきます。)


ある栄養素を過剰に摂れば、誰でも体調不良になります。


また、反対になりにくい栄養素もあります。


更に、栄養素以外にも化学物質や匂いで感じるものなども化学的ストレスに入ります。


4.温度と湿度のストレス

温度と湿度のストレスとは、文字通り寒すぎたり暑すぎたりすることがストレスになります。


湿度も快適でないとストレスになるのです。


更に、気圧などの変化もストレスになりますので、天気が悪いのもこのストレスに入ります。


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暑すぎても寒すぎてもストレスに...



また、温度もストレスになりますので注意する必要があります。


これらは症状を悪化させてしまいますから、他の3つのストレス同様に気を付けなければなりません。


さて、ここまでご覧いただき、どのようなものが原因となるストレスかがお分かりいただけたかと思います。


次にあなたが知る必要があるのは、ストレスがあるとなぜうつになるのかという仕組みです。


これを知らなければ、症状を克服することはできません。

なぜならこの仕組みの理解度は、再発率と関係するからです。当院の経験では、理解度が進むと再発率は低くなります。


なぜ、ストレスがあるとうつになるのか?

ストレスと症状が出る仕組みが分からなければ、一時的に治ったとしても再発してしまいます。


再発も防止したいという方は、基礎知識である「自律神経の乱れについて」のページと、
ストレス反応について」のページでお伝えいたします。


おそらくこれをお読みになっている方の中には、自律神経という言葉をすでに聞いたことがあるという方もいるでしょう。


しかし、「なぜ、ストレスがあるとうつになるのか」という視点で自律神経を理解している方は非常に少ないでしょう。


実はここだけの話ですが、これをきちんと説明してくれるお医者さんは少ないのです。


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なぜ?という視点で理解してみましょう。



再発してしまうのであれば、それはうつを克服したことにはなりません。


では、その「なぜ」を理解するために次の基礎知識「自律神経の乱れ」のページで学んでいきましょう。


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